トラックの荷台(床材)に使われる木材の種類や特徴を紹介

トラックの荷台(床材)は、荷物を安定して運ぶために重要な役割を果たします。床材の種類には、木材・鉄板・ゴム・樹脂などがあり、それぞれに特徴や適した用途があります。特に木材は、耐衝撃性や加工性の高さから多くのトラックに採用されています。

しかし、木材にも種類があり、使用環境や運搬する荷物によって最適なものを選ぶ必要があります。本記事では、トラックの荷台板(床材)として使われる木材の種類や特徴、選び方について詳しく解説します。

目次

トラックの荷台板(床材)とは

トラックの荷台板は、荷物を支え、安全に運搬するための重要な部分です。主に 木材、鉄板、アルミ、ゴム、FRP(繊維強化プラスチック) などが使用され、それぞれ特徴が異なります。

木材は衝撃吸収性や加工のしやすさがメリット、鉄板やアルミは耐久性が高く、ゴムは滑り止め効果があります。用途に応じた適切な素材選びが求められます。

トラックの荷台板(床材)に木材が使われる理由

トラックの荷台板に木材が使用される主な理由は以下のとおりです。

  • 耐衝撃性:​木材は適度な弾力性があり、荷物への衝撃を緩和します。​
  • コスト:​木材は他の素材に比べて比較的安価で、コストパフォーマンスに優れています。​
  • 加工性:​木材は切断や加工が容易で、荷台の形状や仕様に合わせた調整がしやすいです。​

これらの特性により、木材はトラックの荷台板として広く採用されています。

トラック荷台板(床材)に使われる木材と特徴

トラックの荷台板には、耐久性や耐水性に優れた木材が使用されます。用途に応じて適した種類を選ぶことで、長期間の使用が可能になります。ここでは、主に使われる木材の特徴を紹介します。

アピトン

アピトンは、東南アジア原産のフタバガキ科の木材で、耐久性・耐水性・耐摩耗性 に優れていることから、トラックの荷台床材として広く使用されています。重硬な材質で、長期間の使用にも耐えられる強度を持ちます。

アピトンの特徴

  • 高耐久性:密度が高く、摩耗に強いため、荷物の積み降ろしが多いトラックに適しています。
  • 耐水性:樹脂成分を多く含み、水や湿気による劣化を抑えます。
  • 耐衝撃性:硬くて粘りがあり、重量物の運搬に適しています。
  • 防虫・防腐性:天然の防腐・防虫成分を含み、長期間の使用が可能です。

しかし、アピトンは近年供給量が減少しており、アカシア・竹・飫肥杉(ObiRED) などが代替材として利用されています。

竹は、成長が早く環境負荷が少ないため、トラックの荷台床材として注目されています。約5年で資源化できる持続可能な素材であり、軽量かつ強度が高いのが特徴です。

竹の特徴

  • 軽量性:竹集成材はアピトン材より約10%軽く、大型トラックでは床材を竹に変更することで約40kgの軽量化が可能です。
  • 高強度:竹の繊維質は引張強度が高く、耐衝撃性に優れています。
  • 加工性:切断や穴あけが容易で、埋め込みフックなどの架装もスムーズに行えます。
  • 耐久性:水や湿気に強く、防腐処理を施せば長期間使用できます。

これらの特性から、竹はアピトンの代替として期待されています。

ラワン

ラワンは、東南アジア原産のフタバガキ科の広葉樹で、軽量かつ加工性 に優れていることから、建築や家具など多岐にわたる用途で使用されています。​比較的安価で、それなりに強度が高く加工しやすいが、耐久性や耐水性は高くありません。

ラワンの特徴

  • 軽量性:​木材の中でも比較的軽く、取り扱いやすい。​
  • 加工性:​切断や接着が容易で、複雑な加工にも適しています。
  • 表面性:​表面は美しく、塗装や仕上げがしやすい。​

これらの特性から、ラワンは建築内装材や家具材として広く利用されています。​一方で、耐久性や耐水性が求められるトラックの荷台床材には、アピトンや竹などの木材が一般的に使用されています。

耐久性が高い木材

耐久性が高いといわれている木材をいくつか見ていきましょう。

檜(ヒノキ)

檜(ヒノキ)は、日本を代表する高い耐久性を持った木材です。湿気に強く腐食しにくいのが特徴です。さらに強度が高く長期間使用しても変形しにくいことから、耐久性が求められる用途に最適です。

下記の記事では、檜(ヒノキ)の特徴を詳しく紹介しています。

<関連記事:檜(ヒノキ)木材の特徴は?魅力やメリット・デメリット、用途も解説

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欅(ケヤキ)

欅(ケヤキ) は、日本を代表する広葉樹の一つで、その美しい木目と高い耐久性から、建築材や家具材として広く利用されています。​

欅の特徴

  • 高い耐久性:​硬くて重い材質で、耐久性に優れています。​
  • 美しい木目:​独特の木目模様があり、装飾性が高いです。​
  • 加工の難しさ:​硬質であるため、加工には高度な技術が必要です。

樺(カバ)

樺(カバ)は、耐衝撃性と加工性に優れた木材として知られています。​その硬さと粘り強さから、家具やフローリング材として広く利用されています。​また、滑らかな表面と美しい木目 を持ち、内装材としての評価も高いです。​ただし、耐水性 は高くないため、屋外での使用や水に触れる環境での利用には、防水処理が必要です。​

樺の特徴

  • 耐衝撃性:​硬く粘り強い性質により、衝撃に強く、耐久性があります。​
  • 加工性:​切削や接着が容易で、複雑な加工にも適しています。
  • 美観性:​均一で滑らかな木肌と淡い色合いが特徴で、内装材としての美観性が高いです。

木材のプロがおすすめのトラック床材とは

トラックの荷台床材には、耐久性・耐水性・加工性のバランスが取れた木材が適しています。ここでは、木材の専門家が推奨する高品質な床材について紹介します。

九州の宮崎県日向市のグロースリングとは

株式会社グロースリングは、宮崎県日向市に拠点を置き、高品質な木材を取り扱う企業です。「新しい銘木文化を世界へ」を掲げ、自然素材としての木材の価値を広めています。

製材事業では建築材や輸出用梱包材などを提供し、百年木材事業では樹齢100年以上の銘木を使ったオーダーメイド家具やインテリア小物などの製造・販売を行っています。

トラックの積荷台の板をお探しのお客様に、グロースリングでは「栗材」の板をおすすめしました。木材のプロがおすすめする「栗材」とはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

栗材の特徴

栗材(クリ材)は、耐久性・耐水性・美しい木目を兼ね備えた木材で、建築や家具に広く利用されています。タンニンを多く含むため防腐性が高く、湿気や虫害に強いのが特徴です。

栗材の特徴

  • 耐久性・耐水性:湿気やシロアリに強く、屋外でも長期間使用可能。
  • 美しい木目:直線的な木目で、経年変化により味わいが増す。
  • 硬さと弾力:衝撃に強く、重厚感があるが加工性は中程度。

主な用途

  • 建築材:耐久性を活かし、土台や外装材に使用。
  • 家具・フローリング:高級感があり、無垢材として人気。

床材など木材のことならグロースリングへ

トラックの荷台床材やその他の木材製品をお探しなら、株式会社グロースリングにお任せください。
宮崎県日向市に拠点を置くグロースリングは、樹齢100年以上の国産木材を活用し、耐久性と品質に優れた木材製品を提供しています。

耐久性に優れた栗材など、多様な用途に対応する木材を取り揃えています。
用途に応じた最適な木材選びは、ぜひグロースリングにご相談ください。

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